桑田佳祐 真夜中のダンディーが好き
家で適当にiTunesの音楽を聴きながら仕事をしていたら、これが流れた。この歌、とても歌詞が好きなのだ。中学生だったころに買った曲だから歌詞も未だに全部暗記している。
多分、社会のせいで、自分を出せなくなってしまった大人を歌っているんだと思うのだが、歌い方にやる気のなさを出しているところがいい!
なぜ多分と書いたか、それは桑田佳祐の歌詞はフィーリングで感じるものにしているから。歌詞を分析してもよくわからないと感じてしまうことが多々ある。
NHKの会長と桑田佳祐歴25年の私が違うのは、よくわからないけど、そういうものだと、思えること!
「中途半端な義理で親父のために学び、人の顔色だけを伺い拍手を浴びて」のところと、「生まれたことを悔やんだ時にゃ、背広の中に金が溢れていた」の歌詞が特に好きで、なんかかっこいい。金は溢れていないけど、結構自分と被る部分もある。
今私は37歳だからちょうど桑田佳祐がこの曲を発売したころの年齢と同じだ。彼は偉大な曲をいっぱい残したけれども、自分は何もしてこなかったんだなー、と感じた。
追い風に煽られて、ああ、逃げて行く。って感じ。